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blue_shita_small [ あおこめの独り言 ]

創想話スレとツイッターに住む東方SSの読み専、あおこめのブログ

 

レビュー066.私、マエリベリー=ハーン! (緩衝材氏、創想話99) 

【作品集】99  【タイトル】私、マエリベリー=ハーン!  【書いた人】緩衝材 氏
【ポイント】1840  【レート】6.22
【あらすじ】
Fラン大学生マエリベリー・ハーンの華麗なる大学生活!
【感想】
バカ大学生としてメリーを描いている暴走系壊れ系ギャグ作品。
点数・レートを見ての通り、あまり芳しい評価を受けていないのは、
キャラ崩壊するだけの中身ある展開がなく、状況説明もないまま
短いシーンが連続しているからだろう。
キャラの描写も原作や二次創作で良く描かれる姿とは大きく乖離しており、
汚いギャグや言葉を使用した物であると、かなり人を選ぶ内容となっている。
それでも笑った人、推薦する人は数多く、
しかも創想話では名の知られた方々が高得点を付けていたりする。
それは、この作品に内容も展開も設定も吹き飛ばしてしまうような猛烈な勢いを感じたからだろう。
だからこそ、自分は作者の勢いに構成と描写が完全についていっていない事を残念に思う。
確かに笑える作品だった。でも笑いよりも先に不完全燃焼による冷めた笑いが出てしまった作品。
【総合評価】★★☆☆☆(空回り注意)


レビュー66作目。★2以下の作品レビューってかなり難しいです。
一歩間違えば叩きになってしまうマイナス評価のレビュー、
「そもそもやる意味を感じられない」と仰る方まで存在する物ですが、
あるテーマでレビュー集中投下をしたり、依頼されてレビューをしたりする自分は、
それなりに★2以下のレビューがあったりします。下からレビューの人には及びませんけれども。
このレビューも、スレ111の面白い作品を挙げる流れになった時に
紹介された作品の一斉レビューをした時の物です。
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category: 創想話91~120

thread: オンラインノベル読書感想記 - janre: 小説・文学

レビュー065.八雲紫は此処にいる (葉月ヴァンホーテン氏、創想話93) 

【作品集】93  【タイトル】八雲紫は此処にいる  【書いた人】葉月ヴァンホーテン 氏
【ポイント】14860  【レート】12.89
【あらすじ】
とある日の、幻想郷を見回りに来た「幻想郷の管理者」のお話。
【感想】
幻想郷の管理者と、住民たちの会話によって構成されている作品。
全体に流れる動静のはっきりした幻想郷らしい空気の表現と、
巧妙に張られた伏線が見事。二度読みすると背景がガラッと変わって見える。
綺麗な文章で纏められた短編。
【総合評価】★★★★★(レビュアーは予測できませんでした)


レビュー65個目。
雰囲気を楽しむのもよし、伏線を読み解くもよしの、流れが綺麗な作品です。

category: 創想話91~120

thread: オンラインノベル読書感想記 - janre: 小説・文学

レビュー064.時には昔の話を (aho氏、創想話60~62) 

【作品集】60~62  【タイトル】時には昔の話を (その1~5)  【書いた人】aho 氏
【ポイント】49190(その5)  【レート】13.82(その5)
【あらすじ】
霊夢が起きると、そこは1万2千年後の幻想郷だった。
変わった所は変わり、変化して無い所は変化していない、遥か未来の幻想郷を
いつも通り暢気な態度で回って、霊夢は自分が物凄く尊敬されていて、
中には再会に感極まり泣いている者さえいるのに気付く。
湿っぽい態度が嫌いな霊夢は嫌がるけれど、段々と周りの空気に呑まれていき……
【感想】
aho氏の3作目にして、最も勢いのある作品。
独自の設定をありったけ詰め込んだその文章は、
構成や語彙、技巧よりも、勢いを重視して書いたような印象を受ける。
それでも、読者を引き込み、心を揺さぶるのは、その勢いある文章によって
描かれた世界と人物が、非常に幻想郷らしいからではないだろうか。
この作品を誰よりも読んで欲しいのは、最近のaho氏の作品を読んでいるのに未読の人である。
この作品は以降の作品の世界観の基礎となっている作品でもある。
この作品を読んでから以降の作品を読むと、捉え方が一変する。是非読んでほしい。
【総合評価】★★★★★(王道中の王道。)


レビュー64個目。創想話を知っている人ならば、
知らない人はいないんじゃないかと思うくらい有名な作品です。
一時の熱狂は凄まじく、「何で誰でも知ってるような作品をレビューするんだ」
と投稿時に言われたくらいでした。
先日、ついに6万点を突破して得点第2位に。
レビューにもある通りaho氏作品の世界観の基礎となっている作品でもあります。

category: 創想話61~90

thread: オンラインノベル読書感想記 - janre: 小説・文学

レビュー063.絶対に驚かせてはいけない幻想郷(goma氏、創想話102) 

【作品集】102  【タイトル】絶対に驚かせてはいけない幻想郷  【書いた人】goma 氏
【ポイント】4980  【レート】11.78
【あらすじ】
 人を驚かせることに失敗し続け、お腹を空かせっぱなしだった小傘。
 そこに現れた人間の子供の群れ。
 絶好のチャンスと言わんばかりに小傘は驚かしに掛かる。
 そして見事に彼らを驚かせることに成功したのだが……
【感想】
 「感情を食べる」という食事概念を上手く調理した作品。
 テンポの良いギャグ作品だが、笑うと同時に感心してしまった。
 感情が連鎖していく様がそれらしく、質の良いコントを見ているようだった。
【総合評価】★★★★☆(お薦めのギャグ作品)


レビュー63個目。妖怪の「人を食べる」という行為は、
その作家ごとに様々な解釈がなされます。
この作品もそうした解釈の1つで、物理的に食べるのではない、
という切り口での作品です。
……なんて難しい事を考えなくても気楽に読める作品なので、気張らずに読んでみてください。

category: 創想話91~120

レビュー062.レミリア様は本当に悪のカリスマなお方です。(幻想と空想の混ぜ人氏、創想話80) 

【作品集】80  【タイトル】レミリア様は本当に悪のカリスマなお方です。
【書いた人】幻想と空想の混ぜ人氏
【ポイント】25320  【レート】12.77
【あらすじ】
 「かつての敗北から幾数年……とうとう私達に反逆の時が訪れた!」
 幻想郷を征服すべく悪の帝王レミリア・スカーレットは、声高らかに叫ぶ。
 そして悪の帝王は外へ繰り出す。麦藁帽子を被り、紅魔の湖のゴミ拾いに……
【感想】
 全体でみると長いが、連続したストーリーの短編集であるため。サクッと読む事が出来る。
 ジョーク作品でありながら、思わず涙腺が緩むエピソードも数多く含まれている。
 血も涙もない非道な態度でいながら、
 やっていることは優しく部下思いなこのレミィは究極のツンデレ。
 こんな素晴らしい主なら付いて行かざるをえない。笑いあり涙ありの良作。
【総合評価】★★★★☆(カリスマがストップ高)


レビュー62個目。なんでレミリアってこうもカリスマが空回りしてる姿が似合うのでしょうか?
読みやすい短編集で、キロバイト数よりも短く感じます。

category: 創想話61~90

thread: オンラインノベル読書感想記 - janre: 小説・文学

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